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「越後獅子」合わせ稽古 [<三味線稽古>]

お囃子方、唄方のメンバーと初合わせ稽古。
都合のつくメンバーだけで集まったのでこぢんまりと5人で。
三味線は私ひとりだけだったので責任重大、ドキドキもの。
考えて見ると、唄や囃子は曲全部に入るわけではなく、お休みがあるのに対して
三味線はたいがい、最初から最後まで弾き通し。
緊張は最初から最後まで続いて、一息する間もないのですよね〜。
道理で疲れたわけだわ。

唄方と三味線方で流派が違うので、なかなか合わせるのが難しい。
プロならば下浚い等でちょっとした打ち合わせで済むのだろうけれど
素人だとそうはいかない。
必ずしも平らではないので、だんだん締めていくところでは
どのあたりでチンをいれたらいいのか、悩んだり。
クドキの部分はホント難しいけれど弾き甲斐がある。
仲間に気持ちよく唄っていただきたい、仲間の素敵な唄を客席に届けたい、
そのためには私はどんな風に弾けばよいのだろう?そんなことを考えることが楽しい。


どこをどのぐらいの速度で弾くのかというのは本当に難しい。
指揮者の醍醐味でもあるけれど。
三味線の場合♩=60とかアレグロとか書いていないので余計に大変。

あと、ゆっくりのところ、均等に刻むのが難しい。
「越後獅子」はちょっと弾いてはシメテ、またノって、又シメテだったりするので大変。
しかも、プロなら三味線が速くなってもついてきてくれるけれど
素人だと、打てなくなってしまう。
だから三味線は暴走しないようにしないといけない。

課題だらけだったけど、調子替えがない分、やや安心。
本番で全体に速くなるのはそれほど失敗に聞こえないが、調子が揃わないのはとても目立ってしまう。
本当の意味での初めてのタテ三味線の「菖蒲浴衣」よりはマシかなぁ。
でも、今回はひとりだけで弾いたのでかけ声をかけずにすんでしまい、
かけ声の課題は残っている。

頑張らねば。

この日は、素人長唄チームでリーダーをしてくださっているMさんのお弾き初めの会に伺って、
素晴らしい演奏を間近でたくさん聞いて、そしてこの合わせ稽古と、長唄尽くしの一日だった。
疲れたけれど楽しかった。
「越後獅子」チームのYさんはお料理のプロ、美味しいちらし寿司を作ってきて下さって練習後にみんなでいただいた。
一生懸命お稽古したあと、仲間と食べるご飯の美味しいこと!
素晴らしい仲間と出会えたことに感謝の気持ちでいっぱい。


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