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「小鍛冶」本番無事終了 [<三味線稽古>]

素人長唄バンドの演奏無事終わりました。
今回最初お囃子の扣の後のチンチンをすからずに、かつちん・ちんの間をゆったりとって弾きたかった。
両方ともすからずにいい感じで弾けたのでそこだけで結構満足かなぁ。


あと下浚いでなおされたところや、お囃子とあたるシャンとか飛び出さずにちゃんとできた。
残念なのは勘所が不安なとこは音が小さくなったり、あとやっぱりチリチンのところ勘所がずれたところがあったこと。

一番悔やまれるのは合同稽古でも速くなりがちだった火加減湯加減のところがやっぱり速くなってしまったこと。
それでもつきなおすところで、すこし持ち直したので、まずまずで終われた。
(つき直すところで速度を戻そうという意識だけは持てた。)
段ギレはちゃんと納まって終われて、段ギレのかけ声もまずまずだったと思う。


タテ三味線は今年2回め。
去年よりは慣れた部分もあるけど、お囃子との関係が難しくそこは去年より大変だった。
逆にいえば、去年よりお囃子を意識できた・曲の構成上お囃子を意識せずには弾けない曲だった。

いい勉強をさせていただいた。
演奏中、お囃子とのハマリを気持ちよく感じられる余裕も少しだけあった。

タテ三味線はコンサートマスター、指揮者ということがよくわかった。
そしてお囃子に助けられるとか唄に助けられるとかいうこともよくわかった。
メチャ楽しい。
お師匠さんと弾くときはお師匠さんがかけ声かけてくれるので
ある意味レールにのった電車のようで楽。
自分が全てを背負って弾くってすごく大変なのだけれど楽しい。
タテ三味線、一度やったらやめられない!

今年は余裕がなくてお囃子方とタテ唄方しか意識して弾けなかったけれど
来年は三味線全体を意識して弾けるようになりたい。
弾きながら、ちゃんと目を配ってごめん、私早くなっちゃって、
ここから締めていくから。。。みたいなのが伝えられるようになりたい。

来年は何を弾くのかな。
来年はその邦楽の会が35周年らしいのでやっぱり祝儀曲だなと思い三番叟を弾きたなぁと思っている。

その前にこの会に参加させていただけることに感謝、感謝、ひたすら感謝。
お囃子といっしょに三味線を弾けるという機会はめったにない。
仮におさらい会で出曲させていただくとしても、そうとうなかかりになるし、
しかも大概は、下ざらい一回やってそれで本番だ。

この会だとお囃子方の皆さんも唄方の皆さんもすごくレベルが高くて
おなまえを持っている方もいない方も実力があり、
そういう方たちと合同稽古2回下浚い1回と本番までに3回合わせ稽古ができるので
わからないところを解消でき、直したところを再チェックできるという余裕があるとても贅沢な会だ。

プロの方が各パートに1−2名入ってくださっているので
プロの方の指導もうけられる。
それに勉強になるのは流派の違う素人の方と一緒に弾くこと。
プロが上手なのはそれはプロだから私なんかと比べ物にならなくて当然と思ってしまうけど
同じ立場のアマチュアだと、アマチュアでもこんなに上手に弾くなんて・・・私も見習わなくてはという気持ちになる。

長唄三味線を習っている人はそこそこいるだろうけれど
他の流派の人とお囃子も一緒にアマチュア同士で集まって演奏会にでるという機会はなかなかないと思う。
なんて幸せなんだろうと思う。
他の人が経験できないようなことを経験させていただいていることに感謝して
いっそう練習に励みたい。

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